早慶戦の謎 : 空白の19年
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早慶戦の謎 : 空白の19年
ベースボール・マガジン社, 1991.7
- タイトル読み
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ソウケイセン ノ ナゾ : クウハク ノ 19ネン
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内容説明・目次
内容説明
筆者はライフワークである日本のSFの祖、偉大な冒険小説作家・押川春浪の足跡を追う中、明治期の早慶戦の資料を野球ファンの趣味として集め始めた。そして伝説としてのみ知る「早慶戦中止事件」に出会う。いつしかその中心的人物、吉岡信敬のバンカラに惚れ込み、この事件の真相に興味を持ち始めていった。この事件の発端は何であったのか?なぜに19年間もの空白があったのか?伝説的なエピソードに矛盾しあう数々の事実。野球史の中の1章としてのみ語られてきた「早慶戦中止事件」を徹底的に検証した初めての書である。また当時の学生たちの「バンカラ」という直情の精神の躍動が生き生きと描かれている。
目次
- 挑戦状
- 早大渡米
- カレッジエール
- 弥次将軍 吉岡信敬
- 決戦前夜
- 慶応先勝
- 万歳!の真相
- 「敵塁如何に」
- 早稲田雪辱
- 抜刀行進
- 馬上指揮の疑問
- 馬は存在した!?
- 談判破裂
- 応援禁止
- 第3回戦中止
- 文詢社の30分
- 罵倒合戦
- 応援団廃止論
- 早慶完全断絶
- 嘉納治五郎の仲介不発
- 最後通牒
- 復活の日
「BOOKデータベース」 より