俳人一茶捕物帳 : 涙の弥次郎兵衛
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俳人一茶捕物帳 : 涙の弥次郎兵衛
光文社, 1989.9
- タイトル読み
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ハイジン イッサ トリモノチョウ
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内容説明・目次
内容説明
小石川の香岳寺から、由緒ある大般若経が盗まれ、仏具商へ二十両で売られていた。犯人は、その寺の若い僧、了念。姿を消した了念は「炭火も腹八分」の言葉を残していた。北町奉行定回り同心、片山九十郎は、香岳寺の末寺・本行寺に仮住まいする弥次郎兵衛に助けを求める。通称・弥次郎兵衛こそ若き日の俳人・小林一茶—。彼の目に涙が浮かぶとき、事件の真相が明らかになる…。
目次
- 炭火も腹八分
- 悲しき鐘の声
- 元日の嘘つき
- 見えた遠眼鏡
- そば屋の裁き
- 負けるな百文
- 夕桜に微笑す
「BOOKデータベース」 より