ヴァンパイアと屍体 : 死と埋葬のフォークロア
著者
書誌事項
ヴァンパイアと屍体 : 死と埋葬のフォークロア
工作舎, 1991.7
- タイトル別名
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Vampires, burial, and death : folklore and reality
- タイトル読み
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ヴァンパイア ト シタイ : シ ト マイソウ ノ フォークロア
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注記
文献: p430-445
内容説明・目次
内容説明
映画・小説でおなじみの『吸血鬼・ドラキュラ』。その下敷きになったのが、東欧のスラヴ地方を中心に、ギリシア、北ドイツ、ロシアなどに広く伝わる“吸血鬼(ヴァンピール)伝説”だ。しかしそこで描かれる吸血鬼像は、「赤ら顔で、肉付がよく、無精髭を生やし、経帷子を着た、みすぼらしい農夫」だった。民俗学者の著者は、民間伝承の吸血鬼を詳細に検討。そこに、現代法医学が明かす「死体の腐敗過程の科学」の成果を加えて、吸血鬼の意外な実像に迫る。吸血鬼とは、異常な死に方をして特殊な腐敗現象を起こした死体のことだったのだ。
目次
- ペーター・プロゴヨヴィツ
- シュレージエンの靴屋
- 検査報告
- ド・トゥルンフォールのヴリュコラカス
- 亡霊はどのようにして生まれるか
- 吸血鬼の外観
- 厄除け
- 探索と殺害
- 吸血鬼の行動
- いくつかの吸血鬼論
- 死後の体
- 行為と反応
- 地面から現れる手
- 水底の墓にくだる
- 吸血鬼の殺害
- 遺体処理とその問題
- 死後の魂
- 体と魂を離しておく
「BOOKデータベース」 より