書誌事項

日本・中国の宗教文化の研究

酒井忠夫, 福井文雅, 山田利明編

平河出版社, 1991.9

タイトル別名

Etudes sur les cultures des religions de la Chine et du Japon

タイトル読み

ニホン チュウゴク ノ シュウキョウ ブンカ ノ ケンキュウ

注記

第五回日本-フランス学術シンポジウム(日仏コロック)(1988.10)東洋学第一部会の報告

内容説明・目次

内容説明

日本の陰陽道・修験道・密教・神道の中に中国文化の影響が指摘されて久しいが、具体的にその軌跡を辿ることは困難であった。本書は新しい国際交流の場を得て活発に討議された日本・フランス・中国の学者による宗教文化研究の交流を紹介する。

目次

  • 絵札のお礼
  • 中国宗教文化(特に符呪文化)の日本への伝播と受容
  • 中世日本神道と道教—吉田神道における「太上玄霊北斗本命延生真経」の受容
  • 陰陽道の史的発展
  • 儒教・道家の思想交渉上における玄学
  • 中国・日本の密教における道教的要素
  • 仏教の論義について
  • 『洞淵神呪経』の祭儀の伝統—龍王の儀礼
  • 太極の観念の地位と意味
  • 福建省の神話とシャマニズム
  • 日本民俗信仰に表われた“符呪”
  • 中国伝統戯中の王昭君戯—民俗研究資料の一例
  • 水陸斎の神々
  • 霊宝科儀の展開
  • 第5回日仏学術シンポジウム東洋学第一部会経過報告
  • 会議報告

「BOOKデータベース」 より

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