日本文學の傳統と歴史
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日本文學の傳統と歴史
桜楓社, 1975.1
- タイトル別名
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日本文学の伝統と歴史
- タイトル読み
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ニホン ブンガク ノ デントウ ト レキシ
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注記
内容: 伝統と創造ー古代文芸の成立(大久間喜一郎). 淡海県の物語(桜井満). 志賀白水郎歌群ー二つの現形の成立(渡瀬昌忠). しなざかる越ー家持と旅人(尾崎暢殃). 長忌寸意吉麻呂(阿部正路). 歌経標式の意味ー勝宝以後と遊楽之精神(山口博). 歌物語における「和歌の座」(中田武司). 鳳凰堂の壁画と和歌(奥村恒哉). 藤原公実についてー院政期における一貴顕歌人の生涯(井上宗雄).
後鳥羽院宮内卿の特異性(鈴木栄子). 「艶詞」(隆房集). その諸本の成立についての検討(久保田淳).『定家八代抄』神祇歌に関する一考察(後藤重郎). 建礼門院右京大夫集の発端(樋口芳麻呂). 新後撰和歌集本文校訂私按(浜口博章). 「枕の山」成立考ー宣長和歌の虚構性(大久保正). 歌枕「六玉川」攷(高橋良雄). 花の都(高橋六二). 仏神の本縁をうたふー白拍子の歌謡について(友久武文). 宴曲における一考荘思想の受容(乾克己). 早歌の四季(外村南都子). 狂言の物狂い(金井清光). 隆暁法印考(武石彰夫). 閑吟集覚書ー
歌詞章注解1ー「朔日よりもー・黒鳥のー・精の米のー・京より来るや脹雀ハ」の四歌詞章について(竹本宏夫). 建治元年書写『磐梯神社田植歌』は偽作か(永井義憲). 明治の今様(滝沢典子). 忌宮の神歌(小島瓔礼). 奄美群島に於けるユタの巫歌についてー民族音楽的考察(内田るり子). 南島大和歌考(三隅治雄). 処女塚伝承における悲劇性の展開(乗岡憲正). うつほ物語の構造ー忠こそ物語の位置づけ(室伏信助). 書れざる土佐日記第四の主題(萩谷朴). 貫之の出発(村瀬敏夫). 六条御息所と柏木事件(三苫浩輔). 夕顔物語と玉鬘物語との接点ー「神話的思惟の物語的論化」の問題(小林茂美). 初期長明伝についての考察(貴志正造). 宇治拾遺物語における盗人保輔説話について(春日宣). 「海道下り」の道行文ー琵琶法師の詞章(佐々木巧一). 『義経東下り物語』と義経記 巻第7(村上学). お伽草子『をこぜ』の背影(大島建彦). 浄瑠璃生成過程における説話的要素ー「日蓮記物」の系譜をめぐって(鳥居フミ子)
『善悪報はなし』小考(江本裕). 『扶桑隠逸伝』(宗政五十緒). 芭蕉庵についての一考察ー芭蕉庵は長慶寺前か(松尾靖秋). 国木田独歩とキリスト教ー伝記のための(辻橋三郎). 内海日杖の文章研究(甲斐知恵子). わが国における「形式譚」の分類について(田中瑩一). 白衣送酒(滝沢精一郎). 蘋・[ハン]・[コウ]・菜攷ー水の女の周辺(新海一). 西ドイツ「ヤパノロギー」の動向と国学(倉正次). 越後在府日記所引「古今狂歌抄」(翻刻と解説)(福田秀一). 御笑草諸国の歌(浅野建二). 臼田甚五郎博士著作年譜(南啓治)