中国の文芸思想
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中国の文芸思想
(講談社学術文庫, [990])
講談社, 1991.10
- タイトル読み
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チュウゴク ノ ブンゲイ シソウ
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内容説明・目次
内容説明
言葉は人の心の顕われ。切実な祈りから「詩」が生まれ、詩にはすべてそれを響かす相手がある。恋人・為政者・神—。遠く征く夫を気づかう哀切な想い、権臣の邪な心を正道に戻そうとする万民の叫び、鬼神も動くかと見える敬慎なまごころ。人の生の真実を表現しつくす中国文芸の神髄を、「風」「神」「気」「儒」「侠」など、重要なキーワードの分析を通じて明らかにする。余人の追随を許さぬ、類まれな論纂。
目次
- 「風」の説
- 「雅」について
- 六朝文芸論における「神」「気」の問題
- 「詩格」及び「詩境」について
- 「癡」の芸術
- 中国の文学と「儒」「侠」との関係
- 唐憲宗朝の文学
- 陳奐伝—或る清朝漢学者の生き方
- 水仙花—〓自珍の生涯
- 文学と人間
「BOOKデータベース」 より