語り継ぐふるさとの民話 : 24人の語り手たち
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語り継ぐふるさとの民話 : 24人の語り手たち
(人間選書, 160)
農山漁村文化協会, 1991.8
- タイトル読み
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カタリツグ フルサト ノ ミンワ : 24ニン ノ カタリテ タチ
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内容説明・目次
内容説明
絶妙の語りと語り手の人生を聴く。鶴女房・笠地蔵・瓜姫・小僧と鬼婆…そして現代の民話。
目次
- アイヌの説話・ウエペケレの名手 木村きみさん(金の小函ゆらゆら)
- 村おこしにも一役、伝承園の語りべ 阿部ヨンコさん(ぶっ欠げ椀)
- 物語は浦浦をたゆたう 岩崎としゑさん(こもんさんと蛇)
- 前句づけの風土が育てた語りのリズム 堀井徳五郎さん(小僧と鬼婆)
- 篤農の翁が垣間見せたくつろぎ 斎藤直七さん(尻尾の釣)
- こまやかに暮らしを語りこむ 遠藤登志子さん(かにの褌)
- 「落人」3代の生きざまをのみこんで 原沢はるさん・関つるさん(屁っぴり姉さ;猿の頭)
- 漁師のたまり場から滑稽な世間話が 前田治郎助さん(飛んでもふぐ;ねんねろよォ)
- 木場の職人が粋を競う 篠原甚太郎さん(嘘みてえな話—空襲のとき;東京湾のお化け)
- 東京の村のランプの灯の下で 藤原ツヂ子さん(雪女)
- 旧満州「棄民」の辛酸を子ざもたちに 矢沢〓さん(逃避行)
- 三百のムカシを語る類いまれな伝承者 下条登美さん(味噌買橋)
- 「夕鶴のふるさと」が伝える古風な語り 山本ハツさん(鶴女房)
- 雪深き里の炉端の語り手 宮下石之助さん(風呂屋の神さま)
- 天満の天神さんあたりで覚えた昔話と歌 坂田静子さん(おんちょろちょろ;旅学問)
- 笑話で得意、即興で歌問答も 大田節蔵さん・大田サダさん(おなら問答;雀孝行;蛇と蛙)
- 知恵者の家系が生んだ物腰やわらかな語り手 横山宗宰さん(瓜姫)
- 土佐山中での出遇いから 川上今朝道さん(蛇が渕の大蛇)
- 天草の船乗りが港港で集めた話 川崎正三さん(因縁ばなし)
- 逆境のなかで明るく語る 福貴島順海さん・荒武タミさん(笠地蔵)
- 淡々とした語りから鮮明なイメージが 山本川恒さん(キャーギの精)
「BOOKデータベース」 より