脳と思考
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書誌事項
脳と思考
(叢書・脳を考える)
紀伊國屋書店, 1991.10
- タイトル読み
-
ノウ ト シコウ
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注記
執筆:伊藤正男ほか
文献:各章末
内容説明・目次
内容説明
人間を人間たらしめている最大の特質である「考えるということ」、思考は、人間の脳においてどのように営まれているのか、これが本書のテーマである。脳の思考機能の解明に向けた、今世紀の科学の到達点を示し、将来の進歩を展望すべく、日本を代表する脳科学の研究者が、さまざまな方面から最近の成果を披露する。
目次
- 第1部 脳の思考機能研究のストラテジー(実験科学からのアプローチ;数理科学からのアプローチ)
- 第2部 思考の分子・生物学的基礎(ケミカルマシーンとしての脳;脳の分子生物学—プロトオンコジンを中心に;ニューロンの細胞骨格;記憶・思考の物質過程—記憶過程における“くりかえし”の重要性)
- 第3部 脳の認知機能からのアプローチ(聴覚情報による外界の認知;物体視のメカニズム;視覚と空間認知の脳内メカニズム)
- 第4部 脳の記憶・評価・意志・行動の機構からのアプローチ(認知記憶の大脳メカニズム;扁桃体・海馬体の価値評価および記憶機構;随意運動の意志の発現;行動から見た脳)
「BOOKデータベース」 より