蝦夷錦の来た道
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蝦夷錦の来た道
北海道新聞社, 1991.9
- タイトル読み
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エゾニシキ ノ キタ ミチ
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内容説明・目次
目次
- プロローグ 蝦夷錦と北海道(開かれた北方の窓—5000キロ壮大な交易ルート)
- 第1章 サハリンに息づく蝦夷錦(母の宝物—ウィルタの記憶に鮮やか;古老のつぶやき—弾圧…没収された“宝物”;汚れるツンドラ—“原始の面影”に公害の嵐;交易の変遷—元への「朝貢」が始まり;林蔵の海—逆巻く波小舟で乗り出す)
- 第2章 “宝庫”アムール川下流域(大河の終着点—「尼港事件」の記憶が眠る街;ティルの丘—明朝が残した2基の石碑;森と水の民—北方交易の主役、ウリチ人;幻のデレン—度重なる洪水で村人移住 ほか)
- 第3章 中国東北部の足跡(ホジェンの地—旧日本軍侵略で人口激減;松花江のほとり—日本の貨幣が語る交流史;国際都市・ハルビン—街に息づくロシア文化;最後の皇帝溥儀—明黄色の竜袍まとい即位 ほか)
- 第4章 蝦夷錦の故郷を行く(京杭大運河—南北を結んだ交易の動脈;孔子の故郷—廟にぬかずいた皇帝たち;朝運と大風歌—郷土の誇り漢の祖・劉邦;長江と大運河—遣唐使、マルコ・ポーロも足跡 ほか)
- エピローグ 蝦夷錦の光と影(北からの貴重品—政治取引に使われた歴史)
- 蝦夷錦をめぐる話題(領地替えの陰に…—梁川の墓所に露姫悲話;波響の「夷酋列像」—海を渡った原画のナゾ)
「BOOKデータベース」 より