パリ・一九六〇
著者
書誌事項
パリ・一九六〇
沖積舎, 1991.10
- タイトル別名
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Paris・1960
- タイトル読み
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パリ センキュウヒャクロクジュウ
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内容説明・目次
内容説明
アルジェリア紛争に激動した1960年のパリ。戦後の熱い体験を生きた著者にとっても、それはひとつの時代の決着への喘ぎであった。その後の高度経済成長が破綻した現在、鎮魂の思いで描きだされる遥かな日々の記録は、読む者をして失なうことの苦い甘さを蘇えらせるだろう。
目次
- プロローグに代えて—戦中・戦後・ぼく
- 寄港地で拾わされた二つの話
- 深夜パリ警察にパクられた話
- 一風も二風も変っているパシュ家の話
- ウマ好きの梅田晴夫氏とウマが合った話
- トロンシュ通りの下宿の優しかったマダムの話
- パリの花嫁学校の話
- 田舎の貴族の館の話
- またまたフランスのお婆さんの話
- 公園とは何かを探し求めたわけではない話
- 特別製の笑顔に渋い顔をさせられた話
- 忘れ去れないシャンソン酒場「地下牢」の話
- 長谷川一夫がフランス語をしゃべった話
- エピローグに代えて—二人の恩師
「BOOKデータベース」 より