迷宮のエロスと文明 : 流動するジェンダー・自我・世界観の心理学
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迷宮のエロスと文明 : 流動するジェンダー・自我・世界観の心理学
新曜社, 1991.10
- タイトル読み
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メイキュウ ノ エロス ト ブンメイ : リュウドウスル ジェンダー ジガ セカイカン ノ シンリガク
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内容説明・目次
内容説明
他者のない愛を営むナルシスト、他者の非存在を生きる独我論者、オカルト・輪廻転生・宗教などのブームの背景にある神秘主義の興隆。超母権文明の到来の中で、エロスは迷宮化し、自我は溶解し、アモルファス化する…。世紀末の男性論をリードしてきた心理学者が、新たなる他者論と世界観の心理学を構想しつつ世に問う、最も先鋭的な文明の書。
目次
- 1 アモルファスな自我の時代(超母権社会のなかの〈男性〉の運命;独我論のエロスとジェンダー;転生観の心理とメタフィジックス)
- 2 エロスの迷路から迷路の宇宙へ(クロス・ジェンダーの文化;〈世界秘密〉と官能性のシステム;エロスとオカルト—コリン・ウィルソン論;オカルト文学とパラサイコロジー)
- 3 心理学のメタフィジック(迷路の中の心理学;他我問題の迷宮の入口付近)
- エピローグ いろいろな世界観の発生・序説
「BOOKデータベース」 より