アジア、冬物語
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アジア、冬物語
オーロラ自由アトリエ, 1991.7
- タイトル読み
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アジア フユ モノガタリ
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内容説明・目次
内容説明
“資本主義の勝利”が喧伝され、天皇制から俗流エコロシズムまで、思考と感情のあらゆる場が疑似文化のギルドの管理下に入った現在、真の自由と平等、新たな社会像のありかを求める人びとに。登場人物八百名余、取り上げた書物五百冊余、「現代のすべての問題に答える」ことを企図して気鋭の作家が書き起こした壮大な思索の旅。信濃毎日新聞に好評連載中の超激辛「同時代批評」、89年度/90年度分に厖大な「補註ノート」つき。
目次
- 第1篇 1989年・陽春(“ファンタジー”の時代の生と死;「教育する」とはどういうことか?;幸福な大芸術家の偉業;“言論の自由”の根拠について ほか)
- 第2篇 1989年・真夏(魂の問われる社会、ふたたび…;いま、朝鮮半島で起こっていること;「科学」という名のイデオロギー ほか)
- 第3篇 1989年・秋と冬の初め(水俣の現在・私たちの現在;中国の若い友への手紙;人が「障害者」であるとは— ほか)
- 第4篇 1989年・冬深く(精神の自由を頽廃させるものは、何か?;いま、“精神医療”とは…;二人の文学者—上野英信と黒田喜夫 ほか)
- 第5篇 1990年・春から夏へ(いまなお死刑を残す国に生きて;“80年代の疲れ”・「戦場はここにある」読書日記;日米安保条約30年の意味するもの ほか)
- 第6篇 1990年・真夏(小さな趣味—折り紙の楽しみ;国鉄“分割・民営化”の爪痕 ほか)
- 第7篇 1990年・秋および冬(“前衛”の“消滅”?;釜ケ崎が撃とうとしたもの ほか)
- 第8篇 1991年・早春のまえに(真の農業のよみがえりのために;アメリカ合衆国とは何か?;結婚・家族制度が支える「国家」 ほか)
「BOOKデータベース」 より