フロイトの技法論
著者
書誌事項
フロイトの技法論
岩波書店, 1991
- 上
- 下
- タイトル別名
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Les écrits techniques de Freud
- タイトル読み
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フロイト ノ ギホウロン
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注記
上のその他の訳者: 小川豊昭, 小川周二, 笠原嘉
下の訳者: 小出浩之, 鈴木國文, 小川豊昭, 小川周二
原著 (Seuil, 1975) の全訳
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784000020183
内容説明
フロイトの発見した「無意識」とは何か—。変質を被った従来の解釈に対して、フロイトの技法論を分析の実践的観点から根源的に問い直し、精神分析学に革新的な地平を切り拓いていくJ.ラカン。その豊饒な思想の生成が、哲学者のJ.イポリット、F.ペリエをはじめとする分析家たちとの生き生きとした対話を通して、平明かつ直截に語られる。ラカン自身による最初のセミネール—難解で知られるラカン思想への絶好の入門。
目次
- セミネールの開講
- 抵抗の瞬間(フロイトの技法論の検討への序言;抵抗の問題についての最初の発言;抵抗とさまざまな防衛;自我と他者;フロイトの『Verneinung〈否定〉』に関するジャン・イポリットの報告への序と解答;ディスクールの分析と自我の分析)
- 想像的なものの局所論(想像的なものの局所論;狼!狼!;ナルシシズムについて;2つのナルシシズム;自我理想と理想自我;時間的‐発達史)
- 巻冊次
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下 ISBN 9784000020190
内容説明
フロイトの発見した「無意識」とは何か—。変質を被った従来の解釈に対して、フロイトの技法論を分析の実践的観点から根源的に問い直し、精神分析学に革新的な地平を切り拓いていくJ.ラカン。その豊饒な思想の生成が、哲学者のJ.イポリット、F.ペリエをはじめとする分析家たちとの生き生きとした対話を通して、平明かつ直截に語られる。ラカン自身による最初のセミネール。難解で知られるラカン思想への絶好の入門。
目次
- 心理学の彼岸(欲望のシーソー;リビドーの波動;抑圧の核)
- ミカエル・バリントの袋小路(バリントについての最初の発言;対象関係と間主観的関係;象徴的次元)
- 転移におけるパロール(パロールの創造的機能;De Locutionis Significatione;取り違えから現れる真理;分析の概念)
「BOOKデータベース」 より