エリツィン革命と日本 : ロシア・ソ連はどこに行くのか?
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エリツィン革命と日本 : ロシア・ソ連はどこに行くのか?
実業之日本社, 1991.12
- タイトル読み
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エリツィン カクメイ ト ニホン : ロシア ソレン ワ ドコ ニ イク ノカ
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内容説明・目次
内容説明
“保守派”のクーデターが引き金となって、ソ連では2つの歴史的意義の深い事件が発生した。一つは共産党の解体であり、もう一つはソ連邦の事実上の崩壊である。エリツィン指導部の誕生によって、日本への北方領土返還が実現することも、今や全くの夢物語ではなくなった。これらの歴史的重要性をもつ諸事件を分析し、これに付随して発生する疑問に可能なかぎり答えるとともに、今後の事態の予測を行なおうという、野心的な試みに挑戦したのが本書である。
目次
- 第1章 三日天下のクーデダー—エリツィン派はなぜ大勝利し得たのか
- 第2章 ソ連共産党の解体—幕を下ろした70年の壮大な“ペテン劇”
- 第3章 ゴルバチョフとエリツィン—当分走り続ける“二人乗りの自転車”
- 第4章 体験的エリツィン論—今が人気絶頂、それほど長くは続かない?
- 第5章 連邦体制の行方—当面の「国家連合」から、やがては解体へ
- 第6章 各共和国の動向—単純ではない“独立”へのそれぞれの事情
- 第7章 経済再建のカギは何か?—自立再建は困難、西側の支援が不可欠
- 第8章 市場経済化と大衆の心理—移行への努力は続くが、山積する障害
- 第9章 ソ連政変と「西側」—エリツィンへの処遇が示す西側外交の奥深さ
- 第10章 共産党解体とアジア—ロシア共和国の外交の主軸はアジアに向かう
- 第11章 北方領土はどうなる?—状況は好転、重要なのは日本の“戦略”
「BOOKデータベース」 より