伝承と慣習の論理
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伝承と慣習の論理
(日本歴史民俗叢書)
吉川弘文館, 1992.1
- タイトル読み
-
デンショウ ト カンシュウ ノ ロンリ
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付:参考文献
内容説明・目次
内容説明
民俗文化や伝統文化といわれるものは、伝承により、あるいは慣習の伝承化によって形成されてきた。本書は、この「伝承」と「慣習」について、理論的かつ実証的に追求し、民俗学の視点にとどまらず、文化人類学・社会学・歴史学等、多方面から学際的に斬新な問題を提起した、初の本格的な伝承論である。また、柳田国男の民俗学論としても重要な書。
目次
- 第1編 民俗学方法論の課題(民俗学における方法論の課題;伝承の理論的考察;民衆運動史と口頭伝承;民俗学と近代史;民俗学と共同体論;柳田国男の周圏論;通過儀礼一試論)
- 第2編 村落における伝承と慣習(村寄合における議決法;青年集団と村落文化;村落における擬制的親族;擬制的親子と地主制;擬制的キョウダイの慣習;成年式と婚礼との相関)
「BOOKデータベース」 より