書誌事項

韓国の経済開発と労使関係 : 計画と政策

小林謙一, 川上忠雄編

(比較経済研究所研究シリーズ / 法政大学比較経済研究所 [編], 7)

法政大学出版局, 1991.12

タイトル読み

カンコク ノ ケイザイ カイハツ ト ロウシ カンケイ : ケイカク ト セイサク

注記

文献: p355-371

内容説明・目次

内容説明

60年代以降、数次に及ぶ国家主導の経済開発により驚異的な高度成長を遂げてきた韓国。その計画と政策の展開、労使関係と労働運動の実態を探り、「開発独裁」を基軸とする韓国モデルの問題および権威主義的体制からの脱却の方途を日韓の経済学者が多角的に検討。

目次

  • 第1篇 韓国の工業化と政治体制の展開(世界史のなかの韓国工業化;「韓国モデル」と構造調整の政治経済学;朴政権の確立と動揺—1960年代まで;韓国の政治文化と「維新体制」)
  • 第2篇 経済成長と産業・労働経済の展開(高度経済成長の特質と要因;産業構造の高度化と中小企業の成長;労働経済のダイナミックス;農家労働力の流出と農業経済の低迷)
  • 第3篇 経済開発計画と経済政策の展開(第1次経済開発5カ年計画と経済開発体制の成立;第3・4次経済開発計画と重化学工業化政策;高度経済成長から経済安定政策へ;第6次経済社会発展計画と新しい政府の役割)
  • 第4篇 労働政策と労使関係の変貌(1950・60年代、労使関係と労働争議の展開;維新体制下の労使関係政策と労働運動;“ソウルの春”以後の労使関係政策と労働運動;民主化宣言と労使関係の転換)

「BOOKデータベース」 より

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