臓器交換序説
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書誌事項
臓器交換序説
(原点叢書, 13)
ファラオ企画, 1992.1
- タイトル読み
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ゾウキ コウカン ジョセツ
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注記
日本ブリタニカ 1982年刊の再刊
著書目録:p263-270
内容説明・目次
内容説明
無用機械、肉体言語、霊媒、サーカス、市街劇…。“演劇は社会科学を挑発する”として過激な奔走を続けた寺山修司が、来たるべき未来へ遺した、めくるめく演劇論集。
目次
- 不在の対話—プロローグ
- 1 方法としての肉体言語
- (肉体言語の私性;臓器交換序説;無化の影;死体論;偶然性のエクリチュール)
- 2 機械仕掛の俳優のための花嫁
- (カントール—生身の俳優を追放せよ;ルーセル—機械のメロドラマ;機械—逆エディプス;アルト—わが残酷演劇宣言)
- 3 市街劇による挑発(〈半世界〉表現カタログ集;観客席の演劇;スキャンダル—市街劇の戦略;『地球空洞説』の地誌学;『1メートル四方1時間国家』の喩;書簡演劇の小宇宙)
- 4 霊媒師のターブル(旅役者の記録;女形の毛深さ;空気女の時間誌;サーカスと道化;呪術師たちの逆宇宙)
- 5 犯罪の演劇化
- (犯罪における「観客」の研究)
- 喩の贈与—エピローグ
「BOOKデータベース」 より