プレスティッシッシモ : 音楽とテンポ
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プレスティッシッシモ : 音楽とテンポ
音楽之友社, 1991.12
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プレスティッシッシモ : オンガク ト テンポ
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注記
Prestißißimo : die Wiederentdeckung der Langsamkeit in der Musik
文献:p204〜208
内容説明・目次
内容説明
流れるバッハ、みずみずしいモーツァルト、勇ましいベートーヴェン、疾走するショパンとリスト。レコードでもコンサートでも、そこで今日聴かれる音楽は、みな速い。ところが、ベートーヴェン、モーツァルト、シューベルトらでさえ、その生前から自作品の演奏テンポが速すぎることに驚いていた。産業革命以来、人々の生活テンポは加速したというが、それが音楽のテンポに影響したのだろうか?生活と楽曲の関わりを検証しながら、適正なテンポを考察する。
目次
- そんなに速く弾かないで
- 速さを求める考え方はどこから来たのだろう
- 生活と音楽に時間意識が浸透してくる
- 「時は金なり」、時間の浪費は最大の罪である
- さまざまなテンポのとりかた
- メトロノームの落とし穴
- ベートーヴェン時代のテンポ
- 産業革命は進む—勤勉な音楽家たち
- 新しい市民階級の生き方
- そしてテンポはますます速くなる…〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より