現代語で読む日暮硯
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現代語で読む日暮硯
(知的生きかた文庫)
三笠書房, 1988.5
- タイトル読み
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ゲンダイゴ デ ヨム ヒグラシ スズリ
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内容説明・目次
内容説明
人間関係の書として、現代人必読のきわめつけの名著。本書は、信州松代藩の恩田木工が行った、奇跡的な行政改革成功の記録。創意工夫と実行力で人の心をつかむ英知が満ちあふれている。
目次
- プロローグ 真田幸弘、鳥篭の教え
- 1 恩田木工、行政改革の責任者となる
- 2 親戚、家族の心を一つにまとめる—離縁を申し渡す
- 3 給料を全額支給するかわりに倹約を呼びかける
- 4 論理一本やりの考えは単なる理屈—恩田木工、大いに怒ってみせる
- 5 未納分の年貢を棒引きにする
- 6 年貢前納者への木工の提案
- 7 村人たち、直訴状を差し出す
- 8 直訴状を内密に殿にお渡しする
- 9 罰なしで悪徳役人を更生させる
- 10 文武と信心の奨励
- 11 時間割に従った松代藩の子供たちの生活
- 12 江戸表への献金と成功報酬制度
- 13 木工の家が客人に親切な理由
- 14 罰則規定なしで賭博をやめさせる
- 解説(今なぜ『日暮硯』か;『日暮硯』が書かれた背景;恩田木工の思想と政策の特徴;恩田木工の人間観・認識方法;日本的経営とは何か)
「BOOKデータベース」 より