新しい医療観を求めて
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書誌事項
新しい医療観を求めて
(医学哲学叢書)
時空出版, 1992.1
- タイトル読み
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アタラシイ イリョウカン オ モトメテ
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注記
「哲学と医学」叢書(Philosophy and Medicine)より六編の論文と円卓討議を選び邦訳
文献: p217-223
内容説明・目次
内容説明
医療技術の高度化に伴い、医療は人間性や社会の根底に揺さぶりをかけている。医学の枠内ではもちろん、従来の法律、社会制度、価値観では対応しきれない、多角的で深遠な問題が提出されている。バイオエシックスの先鞭をつけ、模索してきた欧米では、どのような議論がなされ検討されてきたか。本書はスピッカー、エンゲルハートをはじめ、第一人者による歴史を踏えた、基本となる考察を精選して訳出し、わが国での論議の一助となるよう意図した。
目次
- 現代医学の幻想—医学知識の増大と身体イメージの変遷
- 健康と病気の概念
- 徳が悪徳に変るとき—医療と社会状況
- 痛み—人間実存のしるし
- 「害するな」—医療倫理の根本原則
- 社会的産物としての医学知識—医師の権利と責任の根拠
- 円卓討議—倫理的主体としての医師
「BOOKデータベース」 より