ギリシァ・ラテン文学研究 : 叙述技法を中心に

書誌事項

ギリシァ・ラテン文学研究 : 叙述技法を中心に

久保正彰著

岩波書店, 1992.2

タイトル読み

ギリシァ ラテン ブンガク ケンキュウ : ジョジュツ ギホウ オ チュウシン ニ

大学図書館所蔵 件 / 137

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

西洋古典文学において、叙事詩は詩文の雄であり、また散文の代表としては歴史叙述が盛んに書き継がれた。著者はホメロス以来連綿と継承される叙事詩の系譜をテキストの精密な分析をとおして跡づけるとともに、ツキジデスの史書『戦史』を徹底的に読み抜き、その歴史観・人間観を闡明する。積年の研究成果がここに集成された。

目次

  • 第1部 叙事詩における叙述技法の諸相(ことばから文字へ;『名婦の系譜』における叙述技法;叙事詩文学の系譜;色と変容;サッフォーの詩をもとに)
  • 第2部 ツキジデス『戦史』における叙述技法の諸相(序説 歴史の中の歴史家像;内乱の思想;歴史記述と偶然性;歴史記述と人間性)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ