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天皇の軍隊

本多勝一, 長沼節夫著

(朝日文庫)

朝日新聞社, 1991.8

タイトル読み

テンノウ ノ グンタイ

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内容説明・目次

内容説明

南京事件に代表される日中戦争初期の残虐行為は、日本軍の体質に深く根ざしていたものであるとはいえあくまで、ある攻略戦や侵攻作戦に随伴して発生したものであった。ところが、1940年に入って本格化する華北の抗日根拠地に対する「燼滅作戦」、「粛正作戦」では、一定地域の住民の殺戮や生活基盤の破壊それ自体が作戦目的となった。第59師団の行動に焦点をあわせることによって、本書は、侵略戦争の生々しい実態を、抗日勢力の成長と対比させながら実に具体的に明らかにしている。

目次

  • 第1章 「衣」師団の編成完結
  • 第2章 第一次莱新蒙作戦
  • 第3章 章邱周辺剔抉掃蕩作戦
  • 第4章 第三次魯東作戦
  • 第5章 館陶事件
  • 第6章 対上官犯
  • 第7章 私刑
  • 第8章 情報下士官
  • 第9章 太行作戦
  • 第10章 18秋魯西作戦=コレラ作戦
  • 第11章 殺人教育
  • 第12章 人民軍の反撃開始
  • 第13章 暗闇からの声
  • 第14章 捕虜収容所
  • 第15章 20春山東作戦
  • 第16章 秀嶺作戦
  • 終章 8月15日

「BOOKデータベース」 より

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