仁義なき映画論
著者
書誌事項
仁義なき映画論
太田出版, 1991.12
- タイトル別名
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On the movies
- タイトル読み
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ジンギ ナキ エイガロン
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内容説明・目次
内容説明
「芸能ナヨコは“さげまん”、そのまんま東は“さげちん”だ」(『あげまん』より)「チケット押し売り方式で収益上げるなんて失礼じゃないか」(『天と地と』より)など話題の邦・洋画計34作を冴えまくる毒舌でメッタ斬り。森羅万象に展開しながらの批評に映画通もつい発情。これは監督北野武による映画観賞の手引書だ。
目次
- 「あげまん」ってのはソープ嬢ぐらい 女に頼ってちゃ出世はできねえって—『あげまん』伊丹十三監督
- 「赤と黒のエクスタシー」つってもアラ探しのほうが陶酔しちゃうって—『天と地と』角川春樹監督
- 釣りがしたいからって亡命しちゃあソ連海軍がレッドな顔して怒るって—『レッド・オクトーバーを追え!』ジョン・マクティアナン監督
- たとえSFX技術に大金かけてもアポロの月面着陸にはかなわないぜ—『クライシス 2050』リチャード・C・サラフィアン監督
- 14対15の野球の試合見てるようでバカにゃピッタリのアクション物だ—『ダイ・ハード2』レニー・ハーリン監督
- たけしって名の田舎のガキ大将使って涙の友情物語たぁ子供もシラけるぜ—『少年時代』篠田正浩監督
- アングラ特有のパワーは感じても広東語の響きが肌に合わねえっての—『てなもんやコネクション』山本政志監督
- インチキくさい浪人に憧れてるからパンツにコカイン隠しちゃうんだよ—『浪人街』黒木和雄監督〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より