シュガータウン
著者
書誌事項
シュガータウン
(世界ミステリシリーズ)(Hayakawa pocket mystery books, 1475)
早川書房, 1986.8
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シュガータウン
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シュガータウン
1986
限定公開 -
シュガータウン
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内容説明・目次
内容説明
デトロイトの街の喧噪を耳に、ぼんやり時を過す私立探偵エイモス・ウォーカーに、久々に仕事が舞い込んだ。マーサと名乗るポーランド移民の老女の頼みは、孫の行方探し。19年前、この街で働いていた彼女の長男ジョセフは、精神錯乱からか家族を射殺し、息子マイケルだけが難を逃れた。マーサはその報を故国で聞いたが出国できず、やっとアメリカの土を踏んだのが2年前。孫会いたさに手を尽し、ついに行き詰まったらしい。エイモスは難なく、マイケルがカリフォルニア湾で溺死していた事を突き止めた。仕事もある時には続くものだ。次の依頼主はある編集者で、亡命ロシア人作家の執筆をKGBが妨害している事実を確認して欲しいという。そんな時、マーサから、昔ジョセフに渡した家宝の十字架を探してくれとたのまれた。が、それが殺人の引金になろうとは…被害者は宗教美術品の故買屋。エイモスが会いに行った直前に何者かが口を封じたらしい。彼の再調査を快く思わないものがいるのか?二件の調査が進むにつれ謎はますます深まり、エイモスの身に危険が迫る!やがて、事件は過去の中から思いがけない真の姿を見せるのだった…私立探偵エイモス・ウォーカー登場!自動車と移民の街デトロイトにチャンドラーの心を甦らせた、人気上昇中のシリーズ第一弾。私立探偵小説大賞受賞。
「BOOKデータベース」 より