日本占領秘史
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日本占領秘史
(ハヤカワ文庫, NF)
早川書房, 1986.11
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ニホン センリョウ ヒシ
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注記
下巻の著者:秦郁彦,袖井林二郎
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784150501273
内容説明
戦後はじめて公開されたアメリカの外交機密文書を軸に、戦後史の原点である日本占領の知られざる部分に光を当てる。4人の日米問題の権威が数回にわたって行なった講演を、上下2冊に収録、さまざまな角度から対日占領政策と日本国民の反応を浮き彫りにしてゆく。上巻では、アメリカの対日占領政策がいつ形成され、如何に実施されたか、教育改革、労働の民主化と総評結成、さらにはレッドパージに至る経緯を竹前栄治が担当。日本国憲法の成立過程と政治制度の変革を天川晃が担当する。—占領史の研究の基礎となった名著、遂に文庫化!
目次
- 総論 アメリカ対日占領政策の形成
- 労働の民主化
- 教育の民主化
- 総評結成とレッドパージ
- 日本国憲法の成立
- 政治制度の民主化—地方制度の民主化と内務省の解体
- 巻冊次
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下 ISBN 9784150501280
内容説明
占領下の再軍備、財閥解体を中心とした経済の民主化、米ソ冷戦下の国際環境に揺らぐ占領政策の実像を、秦郁彦がもちまえの広範な視野から鮮やかに描き出す一方、袖井林二郎は「出てこいニミッツ、マッカーサ、出てくりゃ地獄へ…。」と歌っていた国民が、戦後たちまち熱狂的なマッカーサー礼賛に転向していった事実を詳細に検討する。そして、公職追放、日系2世兵の問題ともからめて、日本人の国民性と日本的デモクラシーの本質に鋭いメスを入れる。占領史研究の持つ意外な広がりと面白さをあますところなく伝えた名著、ここに待望の文庫化!
目次
- 占領下の日本再軍備
- 経済の民主化—財閥解体を中心に
- 日本占領と国際環境
- 日本占領とマッカーサー
- 公職追放
- 日本占領と日系2世
「BOOKデータベース」 より