越後の親鸞 : その足跡と愚禿の実像
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越後の親鸞 : その足跡と愚禿の実像
恒文社, 1986.12
- タイトル読み
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エチゴ ノ シンラン : ソノ アシアト ト グトク ノ ジツゾウ
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越後の親鸞 : その足跡と愚禿の実像
1986
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越後の親鸞 : その足跡と愚禿の実像
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内容説明・目次
内容説明
親鸞は、本当に越後へ流罪に処せられたのであろうか。流罪こそが親鸞の行実の根幹をなすものであり、そこから法然の提唱した専修念仏を衆生とともに深め、易行念仏への新しい展開をもたらすものであった。越後での親鸞の足跡を追ってみると、太子信仰と弘法大師信仰などに支えられた、複合的な親鸞像が浮かんでくる。その底流には、土地も持たぬ無辜の民とともにあった親鸞の、「人間解放」という絶対救済の道を求めるすさまじい執念の姿を見る。さらにまた、恵信尼とその子供らとの上越での生活を含めて、越後の親鸞のナゾの解明に取り組む。
目次
- 第1章 親鸞の流罪
- 第2章 親不知から越後国府へ
- 第3章 法然門下の親鸞
- 第4章 上越の親鸞(直江津国府の親鸞像;覚善と安養寺の周辺;性宗寺の「笠嶋国府」の謎;浄興寺と井上善性の門流;善光寺如来信仰と親鸞)
- 第5章 下越の親鸞(「悪人正機」説の背景;鳥屋野が親鸞解明のキーワード;逆竹伝説にみる親鸞の布教姿勢;繋框伝説にみる親鸞の「聖」性;阿賀野川流域にみる親鸞の行跡;弥彦周辺の親鸞の足跡)
- 第6章 恵信尼の越後(恵信尼と玉日姫の存在;恵信尼の五重塔と比丘尼墓)
「BOOKデータベース」 より