河口の町へ
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河口の町へ
JICC出版局, 1991.9
- タイトル読み
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カコウ ノ マチ エ
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内容説明・目次
内容説明
かつての栄光を忍ばせて静かに佇む水辺の町。やさしく、時に無慈悲な川に寄り添って暮らす、名もなき人々。訪ね歩いた河口の町々で古老たちはいとしいふる里の過去と現在を物語り未来への夢をなお語った。柔らかな心で聞き確かな目で綴ったみずみずしく詩情あふれる“旅のエッセイ集”。16篇の水辺の物語。
目次
- 1 ニシンで夢を見た尋常小学生たち
- 2 水軍の血は心優しき末裔に流れ…
- 3 大河に泣き、育まれた村の現在、過去、未来
- 4 ドベの岸辺に咲いた紅燈
- 5 浦の帆影は去り、御法度の伝説が残った
- 6 “ちょう持ち”の女たちが支えた小さな王国
- 7 ただの寒村が紡いだウォーター・フロントの浪漫
- 8 神々とともに豊かになった“神領”の郷
- 9 廻船問屋が盛衰を担った神武東征の港町
- 10 「新しき村」のしたたかなパイオニア魂
- 11 洪水が取り持った川と人間との共生関係
- 12 北辺の原野に根付いた入植2世たち
- 13 漁村の伝統を守った女たちの“商い”
- 14 津波に蹂躙された富める漁村のその後
- 15 酒と川漁を愛した清貧の“イゴッソウたち”
- 16 流れとともに生まれ、また流れの中に去る
「BOOKデータベース」 より