都と鄙の中世史
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書誌事項
都と鄙の中世史
吉川弘文館, 1992.3
- タイトル読み
-
ミヤコ ト ヒナ ノ チュウセイシ
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注記
内容: はしがき(石井進), I: 京の中世(「後三条・白河「院政」の一考察」-「中世前期の京都住人と武士」), II: 東の中世(「武家の「首都」鎌倉の成立」-「渡来僧の世紀」), III: 安堵と支配(「頼朝と本領安堵」-「戦国大名毛利氏の国衆支配」), 執筆者紹介
収録内容
- 後三条・白河「院政」の一考察 / 河内祥輔 [著]
- 京中獄所の構造と特色 / 上杉和彦 [著]
- 中世前期の京都住人と武士 / 高橋慎一朗 [著]
- 武家の「首都」鎌倉の成立 : 将軍御所と鶴岡八幡宮とを中心に / 松尾剛次 [著]
- 中世前期における多摩川中流域 : 高幡山金剛寺の周辺 / 金本展尚 [著]
- 渡来僧の世紀 / 村井章介 [著]
- 頼朝と本領安堵 / 山本博也 [著]
- 本領安堵と当知行安堵 / 近藤成一 [著]
- 「蜂起」小考 / 坂井孝一 [著]
- 戦国大名毛利氏の国衆支配 / 鴨川達夫 [著]
内容説明・目次
内容説明
草深い鄙の地方にも、華やかな都にも、新しい時代=中世の彼が打ち寄せる。その諸相を、王朝都市京都、武家の首都鎌倉、さらに安堵と支配の側面から、気鋭の研究者十名が鮮やかに抉り出す。院政のメカニズム、都市の構造や人々の意識、渡来僧と東アジア世界、主従関係究者10名が、家臣団編成原理など、多面的に考察し中世史研究に新たな問題を提起する。
目次
- 1 京の中世(後三条・白河「院政」の一考察;京中獄所の構造と特色;中世前期の京都住人と武士)
- 2 東の中世(武家の「首都」鎌倉の成立—将軍御所と鶴岡八幡宮とを中心に;中世前期における多摩川中流域—高幡山金剛寺の周辺;渡来僧の世紀)
- 3 安堵と支配(頼朝と本領安堵;本領安堵と当知行安堵;「蜂起」小考;戦国大名毛利氏の国衆支配)
「BOOKデータベース」 より