文学のなかの地理空間 : 東京とその近傍

書誌事項

文学のなかの地理空間 : 東京とその近傍

杉浦芳夫著

古今書院, 1992.4

タイトル読み

ブンガク ノ ナカ ノ チリ クウカン : トウキョウ ト ソノ キンボウ

注記

文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

東京とその近傍を舞台にした文学作品をとりあげ、そこに描かれている地理空間を読む。東京の自然環境と歴史を概説し、“New Geography”の諸分野にふれる。

目次

  • 武蔵野幻景—武蔵野台地とは?
  • 江戸の刻印—山の手・下町とは?
  • 鴎外の東京・露伴の東京—公共施設配置とは?
  • 本郷・小石川界隈—認知地図とは?
  • 病める都会人の時計と洋燈—時間地理学とは?
  • 帝都の近郊—農業立地論とは?
  • 田舎教師の「マチ」と「ムラ」—中心地理論とは?
  • キャラメル工場の道程—空間的相互作用とは?
  • 太陽のない街の形成—工業立地論とは?
  • 光と影の都市空間—住宅立地論とは?
  • 避暑地の出来事—空間選好とは?
  • 噂が運ぶ花づくり—空間的拡散とは?
  • 反乱する岸辺—環境知覚とは?
  • 遠雷の場所—人間・自然環境ゲームとは?
  • 「青べか」の行方—地域産業連関表とは?

「BOOKデータベース」 より

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