青年期の病理と治療
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青年期の病理と治療
金剛出版, 1992.3
- タイトル読み
-
セイネンキ ノ ビョウリ ト チリョウ
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注記
執筆: 村上靖彦ほか
各章末: 文献
内容説明・目次
内容説明
思春期妄想症の治療、破瓜病のフロイト、ラカン、ソシュールに拠っての検討、思春期妄想症の類型化試論、非定型精神病概念を青年期例にも有用とする見解、性の角度から行った境界例概念の再検討、笠原提唱のスチューデントアパシーのコフート、ラカンに拠った再検討など、概念と症例にたいする創見にみちたアプローチが展開される。後半では小学生・中学生の年代で問題にされてきた自閉症や、登校拒否や、家庭内暴力の、青年期における病態が論じられ、あるいは青年期に集中する性の病態が、とりあげられる。
目次
- 思春期危機—「自立」をめぐって治療が展開した2症例
- 破瓜型分裂病—差異の構造化の失敗
- 思春期妄想症の類型化に関する試論
- 若年発症の非定型精神病
- 境界例概念とsexuality
- スチューデントアパシー—ナルシシズム論からの力動的理解
- 青年期の登校拒否—個人精神療法に関しての一考察
- 青年期の家庭内暴力
- 青年期の性の病理
- 自閉症の青年期
「BOOKデータベース」 より