ミクロコスモス : 松尾芭蕉に向って

書誌事項

ミクロコスモス : 松尾芭蕉に向って

高橋英夫 [著]

(講談社学術文庫, 1025)

講談社, 1992.5

タイトル読み

ミクロ コスモス : マツオ バショウ ニ ムカッテ

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内容説明・目次

内容説明

俳諧は最小の詩型の中にこの世、この宇宙の森羅万象を映し出し、封じ込める秘法に他ならない。最小の宇宙の中に最大の宇宙をつかみ取るのである。それが達成された時、最小と最大は対応しあう…。芭蕉の言語空間と精神世界の究極を探るキーワードを大宇宙に対応するミクロコスモス(小宇宙)に求め、「おくのほそ道」「七部集」等の諸作の深部にクリティカルに迫り、新しい芭蕉像を創造した力作評論。

目次

  • 第1章 ミクロコスモス—松尾芭蕉に向って
  • 第2章 自己引用の振幅
  • 第3章 風羅坊の実存
  • 第4章 「隠」に入り、「隠」を出づ
  • 第5章 翁の遊行
  • 第6章 死のくぐり抜け
  • 第7章 「行きて帰る心」
  • 第8章 一期一会の知者
  • 第9章 生命の「軽み」
  • 第10章 風のトポス
  • 第11章 「物の見えたるひかり」
  • 第12章 言語空間の旅人

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN07573339
  • ISBN
    • 4061590251
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    360p
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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