W.フォークナー試論 : 語りの妙味

書誌事項

W.フォークナー試論 : 語りの妙味

氏家春生著

皆美社, 1991.10

タイトル読み

W.フォークナー シロン : カタリ ノ ミョウミ

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注記

フォークナーの肖像あり

参考文献, ウィリアム・フォークナー年譜, 文献目録: p235-267

内容説明・目次

内容説明

《青春》は、みずからが、たゆみなく、みずからの情熱の全量で、磨き上げつづけていかねばならぬ。その強靭な志向は、誰もが負わねばならぬ痛ましい運命とは異って、やがて人格の正直な《無垢》へと通じ合うだろう。梶井基次郎と三好達治の二人の青春は、そこにつきあおうとするものの心に、新鮮な抒情の無垢の所在を、まるで腹立たしいほどの輝やかしい狂気のように、容赦なく突きつけてくるのである…。

「BOOKデータベース」 より

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