宗教言語の可能性 : 愛智の一風景・中世
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書誌事項
宗教言語の可能性 : 愛智の一風景・中世
勁草書房, 1992.4
- タイトル別名
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Possibilité du langage religieux : aspects de la philo-sophie dans le monde ancien-chrétien, médiéval et contemporain
宗教言語の可能性 : 愛智の一風景中世
- タイトル読み
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シュウキョウ ゲンゴ ノ カノウセイ : アイチ ノ イチフウケイ チュウセイ
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内容説明・目次
内容説明
6人の〈愛智者〉をとり上げ、古来から今日に問われる根本的な思索のテーマ群を示す。宗教言語の分析を通して披く中世との対話。
目次
- 1 宗教言語の方法(心とは何か—心言語とわたし・他者の交流;宗教言語が披く地平と科学的世界—十字架の聖ヨハネに拠る)
- 2 開拓者たち(ニュッサのグレゴリオスにおける「神の似像」—エピクタシス表現を契機として;アウグスティヌスにおける「人間」の成立—『三方一体論』(第八巻)の三一的言語が照射する地平;擬ディオニュシオスの言語表現「神秘」をめぐって)
- 3 ドミニコ派の人びと(ドミニコの霊性と説教者兄弟会—言の新たな次元の開披;人間的行為の根拠とわたしの生の成立—トマス・アクィナスに依拠しつつ;人間の成立とカリタス的存在体験—PrudentiaとCaritasの徳の射程から;恩恵的行為論の披く「存在と人間」理解—トマス・アクィナスを通じて;言語と現実—マイスター・エックハルトの類比的言語用法が披く現実)
「BOOKデータベース」 より