淑女が盗みにはしるとき : ヴィクトリア朝期アメリカのデパートと中流階級の万引き犯
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書誌事項
淑女が盗みにはしるとき : ヴィクトリア朝期アメリカのデパートと中流階級の万引き犯
国文社, 1992.5
- タイトル別名
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When ladies go a-thieving : middle-class shoplifters in the Victorian department store
- タイトル読み
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シュクジョ ガ ヌスミ ニ ハシル トキ : ヴィクトリアチョウキ アメリカ ノ デパート ト チュウリュウ カイキュウ ノ マンビキハン
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注記
原著(New York, Oxford : Oxford University Press, 1990)の全訳
参考資料について: p270-275
内容説明・目次
内容説明
本書は十九世紀半ばから二十世紀はじめに興隆したアメリカのデパートと、その隆盛にともなって出現した中流階級の女性による万引き犯罪に焦点をあてた、歴史学的、社会学的研究である。万引きという特殊な犯罪行為がうつしだす、社会、階級、消費活動、ジェンダー、実業界、法曽界、医学界における矛盾と、そうした新興中流階級の女性たちによる万引き犯罪が、当時の社会において、どのように解釈され、位置づけられていくかを、当時の新聞、業界誌、日記、著者自身によるインタヴューから探りだし、たんねんに検証している。
目次
- 第1章 都市の女性とショッピングの興隆
- 第2章 デパートの世界
- 第3章 マジックミラー
- 第4章 目に見えない権威
- 第5章 摘発のディレンマ
- 第6章 万引きをする御婦人方
- 第7章 盗癖はあるが、りっぱな御婦人
「BOOKデータベース」 より