反柳田国男の世界 : 民俗と歴史の狭間

書誌事項

反柳田国男の世界 : 民俗と歴史の狭間

山中正夫著

近代文藝社, 1992.4

タイトル読み

ハン ヤナギタ クニオ ノ セカイ : ミンゾク ト レキシ ノ ハザマ

大学図書館所蔵 件 / 72

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

今もなお閉鎖的な空間で、柳田国男の祖述と訓詁に終始する日本民俗学に、展開のみちを拓くため、新しい視座に拠る理論と方法を示して、歴史のもたらす立体性を加える真の歴史民俗学を提唱する。

目次

  • 序にかえて 論争はまだ終っていない
  • 第1部 日本民俗学に対する疑惑(二つの常民概念についての疑問—日本民俗学のゆくて;葬制史の諸問題—両墓制論を中心に;民俗学にとって「事実」とは何か—柳田国男の対象認識を中心に;沖縄学と日本民俗学—仲原善忠の固有信仰論から考えること;古代研究における民俗と政治—柳田国男と折口信夫の場合)
  • 第2部 大日塚信仰論(大日塚信仰試論;大日塚信仰の論点について)
  • 第3部 往復書簡—論争・石仏と農民信仰
  • 第4部 歴史学と民俗学(常陸の親鸞父子—善鸞の異義をめぐる教団の危機を中心に;地方史と伝説の交錯—地域の伝説からの試論)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN07668865
  • ISBN
    • 4773316276
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    276p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ