忘れえぬ女 (ひと) : 帝政ロシアの画家・クラムスコイの生涯
著者
書誌事項
忘れえぬ女 (ひと) : 帝政ロシアの画家・クラムスコイの生涯
蝸牛社, 1992.3
- タイトル別名
-
忘れえぬ女
- タイトル読み
-
ワスレエヌ ヒト : テイセイ ロシア ノ ガカ クラムスコイ ノ ショウガイ
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注記
クラムスコイ年譜:p270〜272
内容説明・目次
内容説明
今から百数十年前、西欧の近代化に立ち遅れた帝政ロシアは、夜明け前の暗い谷間の中であえいでいた。そんな時代に生まれたクラムスコイは、ツァーリの美術アカデミーに反抗し、画家協同組合や移動展協会を結成し、ロシア美術の大衆化、近代化のために戦うが、やがて力尽きて敗れ去った。しかし、死の直前、彼は自らの怨念を結晶させた不朽の名作「忘れえぬ女」を制作し、ロシア美術史上消すことのできない名を残す…。数学教師によって書かれた異色の伝記文学。
目次
- 第1章 暗い谷間の時代を生きる
- 第2章 移動展とクラムスコイの作品
- 第3章 クラムスコイが描いた人々
- 第4章 晩年のクラムスコイ
「BOOKデータベース」 より