梁塵秘抄
著者
書誌事項
梁塵秘抄
(ちくま文庫)
筑摩書房, 1990.10
- タイトル読み
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リョウジン ヒショウ
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内容説明・目次
内容説明
歌と舞いを生業として諸国をめぐる女たち。彼女たちが歌い伝えた「はやり歌」—今様。これを後白河院が編んだものが「梁塵秘抄」だ。遊びの歌、男女の歌、日常の喜びや悲しみの歌…。思いをいかにも生き生きと、リズミカルに表現する歌の数々は、平安の人の心を、今の世にまっすぐに伝えている。
目次
- 第1部 梁塵秘抄の歌(我を頼めて来ぬ男;遊びをせんとや生れけむ;遊女の好むもの;楠葉の御牧の土器作り;我が子は十余に成りぬらん;我が子は二十に成りぬらん;舞へ舞へ蝸牛;いざれ独楽;茨小木の下にこそ;頭に遊ぶは頭虱;鵜飼はいとをしや;択食魚に牡蛎もがな;吹く風に消息をだに;熊野へ参らむと思へども;仏は常にいませども;拾遺梁塵秘抄歌)
- 第2部 梁塵秘抄覚え書(梁塵秘抄における言葉と音楽;遊女、傀儡子、後白河院)
- 付 和泉式部と敬愛の祭
- 神楽の夜—「早歌」について
「BOOKデータベース」 より