ベルリン一九六〇
著者
書誌事項
ベルリン一九六〇
(講談社文芸文庫)
講談社, 1992.6
- タイトル別名
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ベルリン1960
- タイトル読み
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ベルリン センキュウヒャクロクジュウ
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注記
著書目録--長谷川四郎: p309-312
内容説明・目次
内容説明
初めてヨーロッパの地を踏んだ50歳の作家の〈わたし〉は“ベルリンの壁”の封鎖直前の緊迫した町で下宿をさがす。宿の女主人、同宿人たち、反共主義者のザクス夫妻その他知り得た多くの人の手引で東西ベルリンを往来し、冷戦下の日常を生きるドイツ人の鬱屈した心の襞を知る。“失われた時間”が今に甦る1960年ベルリンの光景。遠く森鴎外の『独逸日記』等に通ずる滞在記文学の名著。
目次
- ポートサイドにて
- 家具の年齢
- 夜中から朝まで
- 反共主義
- 土曜日の夜の鐘
- ハンス・ガイツケ
- ベルリン1950補遺
「BOOKデータベース」 より