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売娼の社会史

吉見周子著

雄山閣出版, 1992.5

増補改訂

タイトル読み

バイショウ ノ シャカイシ

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内容説明・目次

内容説明

遊廓からトルコブロまで近代セックス産業の実態を社会史的に追求し、また廃娼運動の興隆と挫折の経過を、日本近代化のひずみのなかに位置づける。近代史の盲点ともいうべき分野に光をあて、トータルとしての近代史構成への足場を築く力作。

目次

  • 1 海外醜業婦の実態
  • 2 娼妓解放令と遊女の行方
  • 3 娼妓の生活
  • 4 廃娼論と存娼論
  • 5 群馬県の廃娼運動
  • 6 自由廃業のあらし
  • 7 自由廃業運動と楼主側との闘い
  • 8 廃娼運動の組織化
  • 9 飛田遊廓設置反対闘争
  • 10 娼妓解放哀話
  • 11 国際連盟と日本への影響
  • 12 売られゆく娘たち
  • 13 戦争と慰安婦
  • 14 昭和の唐人お吉
  • 15 戦後の公娼廃止
  • 16 赤線の灯は消えて
  • 17 個室付浴場売春
  • 18 売春の社会学

「BOOKデータベース」 より

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