娘道成寺
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娘道成寺
駸々堂出版, 1992.6
改訂版
- タイトル読み
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ムスメ ドウジョウジ
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内容説明・目次
内容説明
これは「娘道成寺」という最適の素材を得て羽ばたくことができた著者の歌舞伎役者論であり、同時に、最終章「虚の構造と思想」が示すように、日本演劇の本質と構造論ともなっている本である。第38回読売文学賞受賞。
目次
- 幻の『花晨鐘』
- 娘道成寺の開発—初代瀬川菊之丞
- 京鹿子娘道成寺—初代中村富十郎
- 元禄歌舞伎の終焉—嵐和歌野と中村助五郎
- 瀬川家の天才—2代目瀬川菊之丞
- 猿の振袖—9代目市村羽左衛門
- 烏山の桜—初代中村仲蔵
- もう1つの嫉妬—初代尾上松助
- 瀬川家と中村家の合併—3代目瀬川菊之丞
- 新しい女形の家—4代・5代目の岩井半四郎
- 芳沢家と中村家の末裔たち—初代芳沢いろはと2代目中村のしほ
- 2人の女形の死—2代目沢村田之助と初代市川団之助
- 娘道成寺—虚の構造と思想
「BOOKデータベース」 より