ニホンザルの文化的行動 : 獲得と伝播 : 動物はどのようにして文化を持つか
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書誌事項
ニホンザルの文化的行動 : 獲得と伝播 : 動物はどのようにして文化を持つか
川島書店, 1992.3
- タイトル読み
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ニホンザル ノ ブンカテキ コウドウ : カクトク ト デンパ : ドウブツ ワ ドノヨウニ シテ ブンカ オ モツカ
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注記
学位論文として慶應義塾大学に提出されたものに加筆し、1991年度愛知大学学術図書出版助成金を受けて出版したもの
文献: p219-226
索引: p243-245
内容説明・目次
内容説明
本書では、動物の文化的行動を解明するために、心理学・生態学・行動生物学の融合を図り、行動心理学の“オペラント法”と、生態学、行動生物学の“観察”“個体識別法”を結合した動物行動の新しい研究法である「オペラントライフ」が提唱されている。ニホンザルの群れの中にスキナー箱を入れるという独創的アイデアを実行に移した著者が、ニホンザルの文化的行動の獲得と伝播について長年取り組んできた成果を世に問う研究書。
目次
- 第1部 ニホンザルの文化的行動(動物における文化的行動とは;動物における文化的行動の展望;ニホンザルの文化的行動の研究;オペラントライフの視点)
- 第2部 ニホンザルの文化的行動についての実験的分析(ニホンザルの文化的行動についての実験;生活集団のオペラントレベル;感性強化子によるレバー押し行動の獲得と伝播;高尾群におけるパネル押し行動の獲得と伝播;若桜群における2キイによるパネル押し行動の獲得と伝播;幸島自然群におけるパネル押し行動の獲得と伝播;年長メスのパネル押し獲得;ボスのパネル押し獲得;コザルの模倣傾向)
- 第3部 ニホンザルの文化的行動についての討論と結論(ニホンザルの文化的行動の総合結論)
「BOOKデータベース」 より