千恵蔵一代
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書誌事項
千恵蔵一代
(現代教養文庫, 1432)
社会思想社, 1992.6
- タイトル読み
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チエゾウ イチダイ
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注記
片岡千恵蔵作品一覧:p233〜244
内容説明・目次
内容説明
若き日には水もしたたる美貌の若武者ぶりを見せ、円熟期にはぐっと渋い持ち味で当たり役も多く、桜吹雪の刺青で大見得を切る遠山金四郎、剣の道ひと筋の宮本武蔵、7つの顔を持つ男多羅尾伴内、「大菩薩峠」の虚無の剣客机竜之介と、映画黄金期を背負って立った花形スター千恵蔵の、人間的な内面にも迫り、私生活のかげりや苦悩を深く掘り下げた、評伝文学の傑作。
目次
- 華族の子
- 門閥のない歌舞伎役者
- マキノ映画から千恵プロへ
- 右太さんよ、今にみておれ
- 若き日の稲垣、伊丹ら
- 胸の病
- おたか、五十鈴との純愛
- 轟=お通への悲恋
- 結婚
- GHQの時代劇禁止
- 7つの顔の男
- 東映時代劇の夜明け
- 華やかな桜吹雪の蔭に
- 右太衛門との激突
- そそり立つ東映城
- 千恵、右太時代の終焉
- 遠のいてゆく映画出演
- 女が2人いるのは地獄だ
「BOOKデータベース」 より