大山信仰
著者
書誌事項
大山信仰
(民衆宗教史叢書, 第22巻)
雄山閣出版, 1992.8
- タイトル読み
-
オオヤマ シンコウ
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注記
内容: はじめに(圭室文雄編), 第一篇: 近世における大山御師の成立と檀廻り(「大山とその信仰」-「「大山不動霊験記」」), 第二篇: 明治期における大山信仰の展開(「幕末明治初期における相模大山御師の思想と行動」-「相模大山の登山口聚落としての大山町と蓑毛」), 第三篇: 大山参詣の諸道(「中世・近世における江戸内海渡舟の展開」-「相模大山講と藤沢」), 第四篇: 大山信仰の研究成果と課題, 執筆者紹介
大山関係論文一覧: p377-378
収録内容
- 大山とその信仰 / 西垣晴次 [執筆]
- 大山信仰登山集落形成の基盤 / 浅香幸雄 [執筆]
- 大山門前町の研究 : 門前町の形成と御師の活動と檀家圏 / 有賀密夫 [執筆]
- 相州大山講の御師と檀家 : 江戸末期の檀家と夏山登拝をめぐって / 田中宣一 [執筆]
- 相模大山信仰の成立と展開 : 民衆参詣の動向と信仰圏をめぐって / 鈴木章生 [執筆]
- 「大山不動霊験記」にみる大山信仰 / 圭室文雄 [執筆]
- 幕末明治初期における相模大山御師の思想と行動 : 神仏分離を中心として / 松岡俊 [執筆]
- 明治初期における相模大山御師の経済生活 / 鈴木道郎 [執筆]
- 明治初期における大山講の分布 / 田中宣一 [執筆]
- 先導師の町 : 明治初期の大山町 / 丹羽邦男 [執筆]
- 相模大山の登山口聚落としての大山町と蓑毛 / 松尾俊郎 [執筆]
- 中世・近世における江戸内海渡舟の展開 : 富津・野島間の渡舟の場合 / 安池尋幸 [執筆]
- 大山信仰と納太刀 / 吉岡清司 [執筆]
- 近世における江戸湾交通について : 特に陸上交通との関連において / 山本光正 [執筆]
- 開国前、江戸湾内の船旅をめぐって : 武蔵国久良岐郡野島浦の例 / 阿部征寛 [執筆]
- 相模大山講と藤沢 / 高野修 [執筆]
- 大山信仰の研究成果と課題 / 圭室文雄 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
特に江戸時代、不動尊を中心とした庶民信仰として隆盛をみた相模・大山に関して、今後の新たな研究の進展をはかり、近世における大山御師の成立と檀廻り、明治期における大山信仰の展開、大山参詣の諸道という三つのテーマのもとに、基本的な16の論考を集成。
目次
- 第1篇 近世における大山御町の研究
- 第州り(大山とその信仰;大山信仰登山集落形成の基盤;大山門前町の研究—相州大山講の御師と檀家;相模大山信仰の成立と展開;「大山不動霊験記」にみる大山信仰)
- 第2篇 明治期における大山信仰の展開(幕末明治初期における相模大山御師の思想と行動;明治初期における相模大山御師の経済生活;明治初期における大山講の分布;先導師の町;相模大山の登山口聚落としての大山町と蓑毛)
- 第3篇 大山参詣の諸道(中世・近世における江戸内海渡船の展開;大山信仰と納太刀;近世における江戸湾交通について;開国前、江戸湾内の船旅をめぐって;相模大山講と藤沢)
- 第4篇 大山信仰の研究成果と課題
「BOOKデータベース」 より