対決 : 大老VS.開国商人
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対決 : 大老VS.開国商人
講談社, 1992.4
- タイトル読み
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タイケツ : タイロウ VS カイコク ショウニン
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注記
参考文献: p380
内容説明・目次
内容説明
幕末、水戸浪士による井伊大老暗殺の際、当時稀有の珍品であったピストルを浪士に提供した謎の人物—。また、横浜開港に際し、開国派の幕府官僚に協力して、非協力的な三井等豪商を尻り目に、「銅御殿」といわれる豪壮な店を構え、生糸貿易の先駆者として活躍、大火とともに忽然と姿を消した謎の商人—。この男こそ、中居屋重兵衛である。尊王攘夷の声が吹き荒れる幕末、ペリーの来航以来、次々と開国を迫るアメリカ。この時代の情況は、まさにコメを中心に市場開放を迫られる現在の日本の姿そのものではないか。約130年前—、“開国”という「外圧」をどう生きたのか。歴史をたずね、男の生きざまを描破する話題の大作。
目次
- 序章 春の淡雪
- 第1章 蛟竜、雲雨を得れば
- 第2章 黒船渡来前夜
- 第3章 火薬の天才と呼ばれた男
- 第4章 義を以て利と為す
- 第5章 開国日本の黎明
- 終章 秋の孤舟
「BOOKデータベース」 より