新・士道論
著者
書誌事項
新・士道論
(ちくまライブラリー, 78)
筑摩書房, 1992.8
- タイトル別名
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新士道論
- タイトル読み
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シン・シドウロン
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内容説明・目次
内容説明
“粋なお侍”への憧れの背景には、士道への無意識の共感がある。孔子に端を発し、松尾芭蕉を育み、明治にあってなお福沢諭吉が讃えた士道とは何か?日本史の中にその顕われを検証し、和魂の再生を構想する。
目次
- 序章 近代日本における武士道論の運命
- 第1部 孔子と士道(「士」としての孔子;『論語』の士論;「使」としての「士」)
- 第2部 武士の誕生から武士道の成立まで(武家の起こりと平氏武者;源氏と武家政権の誕生;武家文化の成立—「花」をめぐって;戦国武士から三河武士へ;武士道論の定礎者たち—藤樹、蕃山・素行)
- 第3部 松尾芭蕉と武士たち(武家的人倫詩人・松尾芭蕉の美と教育;松尾芭蕉と元禄武士;芭蕉と曲翠;芭蕉と子葉・大高源五)
- 第4部 近代日本の武士道論(近代日本の誕生と武士の終焉;福沢諭吉の武士道論;新渡戸稲造の武士道論;民主主義と「士」)
「BOOKデータベース」 より