地中海のイスラム空間 : アラブとベルベル集落への旅
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書誌事項
地中海のイスラム空間 : アラブとベルベル集落への旅
(建築探訪, 14)
丸善, 1992.8
- タイトル読み
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チチュウカイ ノ イスラム クウカン : アラブ ト ベルベル シュウラク エノ タビ
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注記
監修: 八木幸二
参考文献: p110
内容説明・目次
内容説明
狭い地中海を隔てて、ヨーロッパ世界と長い間拮抗してきた北アフリカのイスラム世界。魅惑的なイスラムの風景をちらつかせ、我々を手招きしてきた「陽の沈む国」マグレブとその一国チュニジア。そこにはアラブの香りとそれに加わる先住の民ベルベルの土着の匂いが共存同化し、地中海的特徴を示すイスラム世界を現出している。そこでは、隠やかに推移する自然に抱かれてきた日本の地とは異なり、灼熱の太陽と乾いた大地に囲まれた自然に対し安息の地を囲い取り、人工の手で自然を覆い隠すことを理想郷を造る上での出発点とし、同時に天空の神と個のダイレクトな係わりを基本的な在り様とする、彼らのすみかづくりの原点を見ることができる。
目次
- イスラムの風景
- マグリブのイスラム都市と集落
- アラブイスラムの住まいと街
- ベルベルイスラムの住まいと集落
- 人と生活
- 旅の風景
「BOOKデータベース」 より