生きるこだま
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生きるこだま
岩波書店, 1992.8
- タイトル読み
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イキル コダマ
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内容説明・目次
内容説明
逝った人びととの魂の交流が熱く心にひびく。丸岡秀子=小作制度にあえぐ貧村への憤りを火種にしてすべての声を放った勇気の人、末川博=学生をこよなく愛し、自ら身を処し未来に生きよと言い通した人、荒畑寒村=人間らしい革命への烈しい志を生き貫いた人、そして戦火で奪われた青春群像=兄・婚約者・被爆の友—生きるとはどういうことか、人間とは何か、愛とは何か、時代逆流のいま、積極的に自浄する理想への生を真剣に求め、語りかける渾身の書き下ろし。
目次
- 1 すべて、火種からの声—丸岡秀子
- 2 自ら、身を処す—末川博
- 3 烈しい情緒の実践—荒畑寒村
- 4 加害の女から—兄と婚約者へ
- 5 被爆うぐいす—前田栄子
「BOOKデータベース」 より