父のいる食卓
著者
書誌事項
父のいる食卓
(文春文庫)
文芸春秋, 1992.5
- タイトル読み
-
チチ ノ イル ショクタク
大学図書館所蔵 件 / 全4件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
外竈で炊くご飯、骨を煮たソップ、鰹をおろす母と手伝う女中—。戦前の昭和という束の間の充足の時代に幼年期を過ごした筆者が、舌の記憶を通して家族の姿と当時の生活を綴る。父のいない食卓が日常化している現代日本の荒廃の中で、かつて日本の食卓には父がいたことを懐かしみ、失われた豊かさを考える。
目次
- 食卓のある風景
- 没落士族・食の遍歴
- 下町と山の手の間
- 外竈・七輪・練炭火鉢
- そばを打つ父
- 羽の生えた贈り物
- 親と子の銀座八丁
- 旅のスナップ
- お尻の下の帽子
- たゆたう時間・避暑地のくらし
- 戦争の前・戦争の後
「BOOKデータベース」 より