幼児期に知力を育む : かしこさと優しさを求めて
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幼児期に知力を育む : かしこさと優しさを求めて
草土文化, 1992.7
- タイトル読み
-
ヨウジキ ニ チリョク オ ハグクム : カシコサ ト ヤサシサ オ モトメテ
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内容説明・目次
内容説明
かしこい子どもに育ってほしいとだれもが願っています。それには文字や数を早くから教え込むことが必要でしょうか。早期教育が喧伝されている今、幼児期に大事なことは何かを問いかけたのがこの本です。発達の筋道によりそって、ていねいにていねいに、知的能力の基礎をたがやしてやりたい。科学の成果を保育にとの、著者のよびかけは幼児教育にかかわっている人だけでなく、乳幼児を持つ親たちにも役立つことでしょう。
目次
- 1 科学の成果を保育に—理想を現実に(幼児期に育てたいもの;言葉の獲得まで;人間だけが言葉を持つことができる理由;指示語の出現と大人の言葉かけ;話し言葉が定着するには;話し言葉から書き言葉へ;六歳とはどういう時期か;内言行為を豊かに発生させる条件;考える力を育てる保育実践;知的行為の五つのステップ;人格発達と社会性;保・幼・小をつなぐ)
- 2 そうは言っても現実は厳しいのではないか—問いに答えて(あせらされていませんか;子どもに「当たった」と言われる大人に;子どもは年齢にこだわって生きている;遊びは幼児のいのち、余暇は大人の泉;幼児期の姿に思春期が見えかくれする;子どもの居場所の大切さを忘れていませんか;子どもたちに何を託していますか)
「BOOKデータベース」 より