不可解ゆゑに我愛す : 眞の西行・茂吉を求めて
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書誌事項
不可解ゆゑに我愛す : 眞の西行・茂吉を求めて
花曜社, 1991.9
- タイトル別名
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不可解ゆゑに我愛す : 真の西行茂吉を求めて
- タイトル読み
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フカカイ ユエニ ワレ アイス : シン ノ サイギョウ・モキチ オ モトメテ
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内容説明・目次
内容説明
不可解な魅惑にチャレンジする塚本邦雄の最新評論集。例えば〈不可解ゆえに我愛す〉の対象となる茂吉・複雑無類の歌人西行他、不思議な輝きを蔵する歌人らの作品を解明し、多岐にわたる魅力と問題を提起する。
目次
- 我が心痛し—悲歌の系譜
- 菅家和漢悲傷集
- 見ぬ世まで—古代・中世文学にみる霊魂の世界
- あやめもしらぬ—古今集的なるもの
- 恋のかぎり—和泉式部考
- 遺趣三世紀—源氏見ざる歌詠みは
- 恋ひ恋ひて—定家の選んだ女歌
- うるはしき姿にはあらず—「御裳濯河歌合」の謎
- 西行の「望月」
- 茂吉の出発—「赤光」補遺作品考
- 不可解ゆえに我愛す—茂吉の魅力
- 紅衣の女人—茂吉短歌の魅力
- 幻は死せり—茂吉の白鳥の歌
- シノワーズ考—茂吉の歌と私
- 花府のエルベ—「遠遊」錯誤歌考
- 「死者の書」—迢空追慕
- 星の座に咲く花—前川佐美雄論
- 無花果呼応—宮柊二と佐藤佐太郎
- 死後幻想—佐藤佐太郎論その展開
- うるはしきかな—坪野哲久
- 阿難遁走—孤絶の美学・下村槐太の秀句
「BOOKデータベース」 より